寒い日にあったかーいおでん、おいしいですよね。

今夜、おでんはいかがでしょうか。

わたしは小さな小料理屋さんをするのがひそかな夢です。
おでんがおいしくて、若い板前さんがいて、
はぐれ刑事純情派でいつも寄る小料理屋、
着物で割烹着を着たおかみさん
カウンターでお客さんにビールをすすめたり相槌を打っている
そんな感じのことを想像しています。
想像したり、夢見ているだけなら別にいいじゃないですか。
本気じゃありません。
同じ職場には、お花屋さんになりたいとか、
仕事辞めたらたこ焼き屋さんになりたいと言っている人もいます。
花屋さんはシングルマザーで大学1年生のお母さん、
たこ焼き屋さんの彼は3人の男の子のお父さんです。
ある時ふとそんな話になり、みんないいねー!と盛り上がりました。

おふく
というのは、私の親友の行きつけの飲み屋さんでした。
いつの間にか閉店してもうありませんが、何度か一緒に飲みに行って
「おでん食べる?」とママにすすめられて食べてみたらとてもおいしかったのです。
おでんの具にじゃがいもが入っていました。
これが!!!

「おいしい!!!」

と言ったら「簡単よ~」と作り方を教えてくれたので、
それから我が家のおでんにはいつもじゃがいもが入っています。

わたしのおでんは、だしにこだわりはなくて
おでん種セットについてくる濃縮だしを使うことが多いです。
そして
ウインナー、じゃがいも、ちくわぶが入っています。

練り物とウインナーからいい出汁がでるのかなー。

そしてその出汁を吸い込んで

大根やじゃがいもがおいしいのかなあーと思っています。

おでんのレシピ

材料(3人分)
大根 1/2本
ちくわ 3本
はんぺん 1枚
じゃがいも 2個
ウインナー 3本
ちくわぶ 1本
ゆで卵 2個
こんにゃく 3切れ
だし おでんセットについている濃縮だしでもなんでも


作り方
大根は輪切りにして皮をむいてから10分くらい下茹でします。
堅ゆで卵を作って殻をむいておきます。
だしを準備して、大根とゆで卵、こんにゃくをことこと煮ます。
ホットクックにもおでんのメニューがあります。1時間くらいのコースです。

早めに仕込んで一度冷ましてから
食べる前にもう一度温めなおすと味が染みておいしいです。

温めなおすときに、練り物やウインナーを加えます。
ホットクックにはあたため直しのコースもあります。


最初から練り物を入れっぱなしだと、食べるときには味が抜けてしまっておいしくないです。

じゃがいもも温めなおすときに加えます。ずっと煮ていると煮崩れます。

じゃがいもは洗ってたわしでこすり、汚れを落としたら、

濡れたままラップに包み電子レンジで5分間加熱して

熱いうちに皮をむきます。

やけどしないように水でぬらしたり、布巾やキッチンペーパーでくるんでむきましょう。

皮をむいたらだしの中に沈めて5分くらいで食べられると思います。

食べるときにからしをつけるとおいしいです。

ゆず胡椒やゆず味噌、なんば味噌でもおいしくいただけます。


おまけ がすえびの煮つけ

がすえびの煮つけ

冬になると、ときどき がすえび がお魚屋さんに並びます。

がすえび

いつもあるわけじゃないので、見かけたら買います。

煮つけが簡単でおいしいと思います。

新鮮なら刺身で食べることもできて、
甘エビより甘くてとろっとしています。

作り方
がすえび1パックは、さっと水洗いしてお鍋に入れます。

ひたひたまでお水を入れて、

酒、しょうゆ、さとうを入れて10分くらい煮ます。

酒と醤油はぐるっと2まわり、砂糖は大さじ1弱くらいでしょうか。

食べ方
尻尾をもってそっと頭を引っ張ると殻と頭が外れるので、中の身を食べます。

頭を吸っておいしいえびの煮汁も食べます。

旦那は、頭もからも尻尾も全部食べていました。

たくさん煮汁が余るので、

げや卵をきれいにしてからえびの煮汁でおからを炊いてもおいしいです。

あ、うっかり捨ててしまいました。

きょうもごちそうさまでした。