1年前からアーユルヴェーダを学んでいます。
アビヤンガの施術を受けたきっかけで、同じサロンで健康になるための生きる知恵を学び始めました。講師の先生は20年以上前に本場南インドでアーユルヴェーダを学んできた方。現在は石川と京都でアーユルヴェーダのスクールとサロンを経営されています。

アーユルヴェーダは4000年以上前にすでに確立されていて、現代医学ともリンクしていますが、現代医学が置き去りにしてきた知恵や考え方、推奨される生活習慣などがたくさんあり、今学んでも全然古くない、と感じます。

オージャスとは

オージャスは、サンスクリット語で「活力素」とか「生命素」という意味です。生命エネルギーを凝縮した”しずく”のようなもので、お母さんのおなかの中で8滴のオージャスが送り込まれると赤ちゃんの心臓がとくとくと動き始め、死ぬまで消えることがありません。オージャスによって心や体が生き生きとしたエネルギーで満ち溢れるのです。

赤ちゃんや子供たちが、元気いっぱいにきらきら輝いているのは、オージャスが満ち溢れているからかもしれません。

わたしたちのオージャスが増えると幸福感が増し、感情が安定したり、目の輝き、肌にツヤやハリが出る、心やカラダが若々しく元気が出ます。

逆に、オージャスが減ってしまうと、疲れやすく、顔色が悪くなったりカラダや心に不調が起きたり、自分のことを嫌いになったり、イライラ、気分が落ち込む、周りに攻撃的になってしまう、と言われています。

オージャスを増やすには

オージャスを増やすにはどうしたらいいのでしょうか。

友情・愛情・サポート
ユーモア、視点の軽さ、大胆に生きる、あなたのために意味のあることをする
適切な呼吸、ヨガ、瞑想
自然のなかで過ごす時間
健康的な食事、睡眠、健康的な生活
とテキストに書かれていました。
アーユルヴェーダで推奨される
健康的な食事、睡眠、生活というのがあり、
それを行うことでオージャスを修復することができます。

季節によって、その人のタイプによっても変わってくるのではあるのですが。

それと、生のはちみつ と ギー(無塩バターの精製したもの) 
がオージャスを上げるのに役立ちます。
はちみつは加熱せずに食べます。両方いっぺんに摂ると強すぎるようです。

というわけで、はちみつを加熱せずに摂取できるおかずを2種類ご紹介します。

クイックひじき

【材料】
乾燥ひじき
冷凍枝豆
醤油
ごま油
はちみつ

【作り方】
①ひじきを10分ほど水につけて戻します。

②冷凍枝豆と戻したひじきをさっとゆでます。

③ざるにあげてお湯を切り、ボウルにあけます。

④醤油、ごま油、はちみつをたらーっといれて和えます。
味見をして微調整したら出来上がり。

ひじきの煮物より簡単、早い!
ひじきは海藻なので食物繊維豊富、鉄分も取れます。枝豆は植物性のたんぱく質。はちみつでオージャスが増え、貧血にも良いですね。

キャロットラペ

【材料】

人参 2本
酢 大さじ5
オリーブオイル 大さじ1
はちみつ 大さじ1~2
塩少々
黒胡椒少々
あれば、パセリ、レーズン

【作り方】
①人参を千切りにする。スライサーで薄くスライスしても。

②調味料を合わせたボウルに人参を入れて和える。

③刻んだパセリ、戻したレーズンを加えると一味違っておいしいです。
④すぐに食べても、冷蔵庫で冷やしてなじんでから食べてもいいですね。

人参はビタミン豊富、酢はアミノ酸が含まれていて疲労回復に効果があります。レーズンには鉄分も含まれています。そしてオージャスを増やすはちみつ。サプリメントみたいな一品ですね。

避けるとよい食べ物

これも、アーユルヴェーダで教わりました。
冷凍食品、インスタント食品、作り置きのもの、古いもの、工程が多い料理 はおすすめしません。
なるべく新鮮な食材で、食べるときに作る。シンプルな味付け、調理方法がいいようです。
工程が多いとその分消化に時間がかかる、消化速度の違う食材もあるそうです。

氷を入れた冷たい飲み物。体内の消化の炎・アグニが弱まるので、避けたほうがいいです。
夏は特に、熱いので体内の熱を逃がすためアグニの炎が弱まっており、冷たいものを食べたり飲んだり、冷房で体を冷やすのでアグニがさらに低下してしまいます。
白湯を少し冷ましたものや、トリカトゥといわれる3つの辛いスパイス(胡椒、長胡椒、しょうが)を積極的に摂って体が冷えないようにしましょう。

投稿者

あきこ

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